インゲンマメ

育て方がやさしく、短期間で収穫できるのが魅力

インゲンマメを育てよう


育て方はやさしく、短期間で収穫でき、ゴマあえ、てんぷらなどの料理に使えます。つる性種とつるなしのわい性種とがあり、つる性種には支柱が必要です。今回は、つる性種のじかまきによる栽培法を紹介します。


①畑の準備

肥料(溝の長さ1m当たり油かす大さじ3+たい肥5~6にぎり)を入れる。種や根に直接、肥料が触れないように、土を5cmほど入れる

※ あらかじめ石灰をばらまいて、よく耕しておく



②じかまき
③間引き

1つの畝に1列。
1カ所に種を3~4粒まく。土をかぶせ、
手のひらで軽く押さえて土になじませる

本葉2枚のころに間引いて2本立てにする




④追肥

<1回目>
1株当たり化成肥料大さじ1
高さ20cmくらいのころ、株の周りに化成肥料をまき、クワで軽く土に混ぜる

<2回目>
1株当たり化成肥料大さじ1
1回目の約20日後、通路側に化成肥料をばらまき、クワで畝に盛り上げる



⑤支柱立て
⑥病害虫駆除

支柱を立て、つるがからむようにする。
つるが長く伸びるので、支柱を低い位置で交差させ(高さ120cmくらい)、上まで手が届きやすくする

生育初期にはアブラムシに注意する。見つけたら殺虫剤を散布する。葉の裏もよく見ておくこと


⑦収穫

実がわずかにふくらんだころ(表面のでこぼこが少ない時)にとり、もぎたての新鮮な味を楽しむ


区切り線