ブロッコリー・カリフラワー

花蕾を食べる人気の野菜

ブロッコリー・カリフラワーを育てよう


日本では一般的に、白色の花蕾のものをカリフラワー、緑色の花蕾をブロッコリーと呼んでいます。ブロッコリーはとくに風に振り回されやすいので、倒れたら株元に土を寄せて起こしてください。風当たりの強いところでは支柱をたてるとよいです。

①苗作り

用土は畑土に堆肥や腐葉土を混ぜ、苦土石灰を施したもの。ポリとろ箱に、2cm間隔になるようにばらまきして、薄く土をかけておく。子葉が開ききったころ、込みすぎないように間引く。


②畑の準備・植え付け

本葉5、6枚のころ、根鉢を崩さないように浅植えする。植えつけ後は水をたっぷりとかける。


③追肥・土寄せ

植え付け1週間後に1回目、その20日後に2回目の追肥と土寄せをする。側花蕾も収穫するときは、頂花蕾収穫後にさらに追肥する。


④収穫

花蕾が大きくなり、花弁が見えるようになるまでに収穫する。


カリフラワー

植えつけ半月後に1回、その後20日くらいで2回目の追肥をする。 晩生種はさらに20日後に3回目を施す。花蕾が直径10~15cmになったら、外葉で包んで保護する。施肥料などはブロッコリーと同じ。



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キャベツ

ビタミンC が多く、特に胃腸障害によいビタミンU が多いのが特徴。

キャベツを育てよう


ビタミンC が多く、特に胃腸障害によいビタミンU が多いのが特徴。
アミノ酸組成にもすぐれ、生でよし、煮てよしの健康野菜です。
冷涼な気候を好むが、栽培適温は5 ~ 25℃と範囲が広く、耐寒性も強い。

①苗の選び方


     ポリとろ箱に畑土(元肥は   発芽後7~10日で本葉1 ,   白色の寒冷紗やこもなどで
     不要)を入れ、まき溝をつ   2枚になるので、3号ポット   日よけし、夜間は取り除いて
     けて1~2 cm間隔で条ま    に移し替える。         夜露に当てる。活着したら日
     きし、薄く覆土する。発芽   土は畑土か、畑土に腐葉土や   よけは取り除く
     したら500倍液肥を水や   バーミキュライトを混合する
     り代わりに施す
②畑の準備
③植え付け


④追肥・土寄せ
⑤水やり

畝が極端に乾いてしおれるようであれば、状況に応じて水やりをする夏の暑い日に植え付けるときは、毎日水やりをする

⑥収穫

球を手で押して、硬く締まったものから収穫する


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レタス

夏の暑さには弱く、高温・長日条件ではとう立ちしやすいので8月中旬に種まき

レタスを育てよう


冷涼な気候を好み、寒さには強い。夏の暑さには弱く、高温・長日条件ではとう立ちしやすいので8月中旬に種まきし、霜がひどくならないうちに収穫する作型がもっとも育てやすいでしょう。追肥して葉の数を増やし、大きい球に育てましょう。

①種まき
②移植

冷涼な気候を好み、寒さには強い。夏の暑さには弱く、高温・長日条件ではとう立ちしやすいので8月中旬に種まきし、霜がひどくならないうちに収穫する作型がもっとも育てやすいでしょう。追肥して葉の数を増やし、大きい球に育てましょう。



③畑の準備
④植え付け


⑤追肥
⑥水やり

植え付けた2~3週間後と、中央の葉が巻きはじめたころの2回

乾きやすい畑では半月に1回くらいたっぷり水をやる



⑦収穫

球の上を軽く押さえ、
硬さを感じるようになったら収穫する


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ダイコン

根が長く伸びるので、畑は深く耕します。

ダイコンを育てよう


根が長く伸びるので、畑は深くまで耕します。間引きのときは、葉の形の良いものを残すようにします。葉を食用とする葉ダイコンと呼ばれる品種もあります。一般的には、暑さには弱いですが耐寒性があり、やせ地でもよく育ちます。

①畑づくり
②種まき

1cm程度土をかけ、軽くおさえてから十分に水をやる


③間引き
④追肥


 本葉が1、2枚   本葉が5、6枚ころに1 カ所
 開いたころ3株に  1株にする
 1回目、2回目の間引き後に 葉の間に土が
 追肥する2回目の追肥のとき 入らないよう
 に株元へ土寄せする     に注意する

⑤収穫


十分に太ったものから収穫する。収穫が遅れるとすが入るので注意する

葉柄を切って、断面の一部がす入り(スポンジ状)
していたら根もす入りしている可能性が多い


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タマネギ

丈夫なタマネギは、苗作りが大切

タマネギを育てよう


冷涼な気候を好み、寒さにも強いタマネギ。丈夫なタマネギを育てるには、苗作りが大切です。酸性の土が苦手なので、畑には前もって石灰をまいておきます。球が太ってくると、葉が倒れはじめます。これが収穫の合図になります。


①苗づくり



②畑の準備

20~30日前に、よく耕しておく。



③植え付け

木の棒や指先で穴をあけ、根がおさまるように植える。株元を手で押さえておく。



④追肥


冬越し前の年内と、冬越し後、生育が盛んになり始める前に玉葱配合をまく



⑤収穫

⑥貯蔵


すぐに使うときは、太ったものから抜き取る。茎全体の2~3割たおれたら、晴れた日に全部抜き取る。抜き取ったら2、3日そのまま畑にならべて乾かす。

5つくらいずつしばって、風通しのいい所につるしておく。茎葉が乾いたら、室内に持ち込む。

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