ブルーベリー出荷研究会が栽培研修会

 JAあいち知多ブルーベリー出荷研究会は4月11日、大粒で甘いブルーベリーの生産に向けて栽培研修会を大府市で開きました。生産者5人のほかJAの販売担当者らが参加しました。
 同研究会には大府市を中心に東海市、東浦町、常滑市などの10戸の農家が所属。栽培面積は約130アールで、ハイブッシュ系とラビットアイ系を組み合わせて、収穫期間をずらしながら6月上旬から9月上旬にかけて出荷します。
 栽培研修会のテーマは「ブルーベリーの摘蕾・摘花」。果実の大玉化と樹勢維持を目的に行いました。愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の近藤祐司主任専門員は「3月中旬以降気温が低く、生育が昨年に比べ1週間程度遅れている」と今年の生育状況を報告するとともに、「今後1カ月も気温は低いか、平年並みの予想となっているので、強めの摘蕾・摘花は避け、様子を見ながらすすめてほしい」と呼び掛けました。
 この後参加者らは大府市内のほ場を回り、実際の木で摘蕾の程度などを確認しました。
 研究会の山口新一会長は「おいしく大粒の実が着くよう、しっかり学んで各自の栽培に生かしてほしい」と話しました。



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