ハウスイチジク目ぞろえ会

 JAあいち知多ハウスいちじく部会はハウスイチジクの本格的な出荷を前に4月16日、知多営農センターで販売会議と目ぞろえ会を開きました。部会員、JA、市場関係者ら26人が集まり、果実の形や着色、ハトメの割れ具合などによる等階級の選別基準を確認しました。
 ハウスいちじく部会は知多半島内でハウスイチジクを生産する農家の組織。東海、知多、常滑、南知多で栽培されており、今年は10人が238アールで栽培。4月上旬から8月中旬までに約23万パック(1パック360グラム以上)の出荷を見込みます。
 井上泰彦委員長は「生育は順調なので品質の安定したイチジクを出荷していこう」とあいさつしました。
 販売会議では各支部の事務局がそれぞれの地域の現状について報告。「病害虫の被害は無く品質は良好。5月中下旬に1回目の出荷ピークを迎える」と分析。経済連や市場関係者は「安定した価格で販売するため、生産者によるバラツキを無くし、正確な出荷情報を提供してほしい」と要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったイチジクを使い、着色や形状、傷などによる等階級の選別基準を参加者全員で確認しました。



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