年内取りキャベツ統一目ぞろえ会

大府市で年内取りキャベツ統一目ぞろえ会を開催

 JAあいち知多キャベツ部会は10月21日、大府市のJAあいち知多大府営農センターで、年内取りキャベツの統一目ぞろえ会を開きました。キャベツを栽培・出荷する農家ら70人が集まり、出荷規格や段ボールへの詰め方を確認しました。
 JAあいち知多管内では大府市と南知多町を中心に、知多市、常滑市、武豊町などでキャベツを栽培。冬系と春系の品種を組み合わせて10月下旬から4月にかけて出荷します。今年は104戸の農家が同部会に所属し、約108ヘクタールで作付けし、4500トンの出荷を見込みます。
 同部会の山口貴也部会長は「天候の悪い日が続いているが、いいキャベツを出荷していこう」とあいさつ。市場担当者は「寒冷地の夏秋産キャベツは台風19号の被害はほぼなく、11月上旬まで出荷を見込んでいる。より良い価格で販売できるよう、異物混入に気を付けて品質の良いキャベツを出荷してほしい」と要望しました。一方、愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の成瀬裕久主任専門員は「11月~12月は気温が高く、降水量も多い予想。今後は病気の発生に気を付けて」と話しました。
 目ぞろえ会では同部会の浅田昌司専任検査員が切り口の調製や段ボール箱への詰め方などを説明。「段ボール内のサイズをそろえ、商品が動かないようしっかり詰めてください」と呼び掛けました。


キャベツの品質を確認する生産者


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