キウイフルーツ目ぞろえ会を開催

 JAあいち知多キウイフルーツ部会は11月13日、常滑市の同JA常滑南部営農センターで販売会議と目ぞろえ会を開きました。同部会の4支部の代表者や市場関係者ら15人が参加しました。出荷時期を話し合うとともに、等階級などの基準を確認しました。
 知多地域のキウイフルーツは11月中旬から下旬にかけて収穫・選別。各農家やJAの施設で貯蔵し、年末から出荷を始めます。本格的な出荷は年明けから。部会には、4支部40人が所属し5.3ヘクタールで栽培。2019年度はレギュラー品として20トン、農林水産省のガイドラインに基づきJAあいち経済連が認証した特別栽培農産物として23トンの出荷を見込みます。今年は昨年の台風による落葉の影響により着果量が少なくやや小玉だが、例年通りの品質。12月中旬から出荷を始める予定です。
 販売会議では市場関係者が国産果物や輸入キウイフルーツの情勢を報告。部会には計画的な出荷を要望しました。
 目ぞろえ会ではサンプルとして持ち寄ったキウイフルーツを使い、傷や形状、日焼けなどによる等級を確認し、出荷規格の統一を図りました。
 蟹江秀樹部会長は「昨年の台風の影響で収量は例年より少ないが、品質はまずまず。しっかり選別していいものを出荷していきたい」と話しました。


出荷規格を確認する部会員ら


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