JAまるごと親子体験開催

JAまるごと親子体験の最終カリキュラムを開催

 JAあいち知多は11月23日、常滑市の同JA総合本部ビルと専用の畑「まるごと圃場(ほじょう)」で食農教育プログラム「JAまるごと親子体験」の最終カリキュラムを行いました。参加家族は地元農家の前山生産組合の指導でニンジンやジャガイモ、ネギなどの収穫を体験したほか、収穫した野菜を使ったカレーライスを試食しました。
 「JAまるごと親子体験」は次代を担う子どもたちとその保護者を対象に、地元農畜産物の豊かさやそれを生み出す農業の楽しさを体験してもらうもので、今年で6回目の開催となります。今年のテーマは「農を感じて・食して・学んで秋野菜を作ろう」。8月にスタートした全4回のカリキュラムでネギの定植やサツマイモの収穫を体験したほか、お米についても学習しました。
 最終回のこの日は17家族64人が参加してニンジン、ジャガイモ、ネギ、ミカンを収穫しました。変わった形のニンジンを収穫した子どもたちは、前山生産組合のメンバーに「どうしてこんな形になるの」と質問していました。
 この日は収穫体験の後に修了式が行われ、参加した家族に修了証を渡したほか、栽培の指導や畑の管理に協力した前山生産組合のメンバーにJAから感謝状と、子どもたちから感謝の手紙を贈りました。その後、「まるごと圃場」で事前に収穫した野菜を使って同JAの農畜産物加工施設「あぐり工房」で作ったカレーライスや、知多牛コロッケなどを試食しました。
 参加家族は「この体験を通じて農業の大切さや大変さを子どもにも伝えられたと思う。来年も参加したい」などと話しました。



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