青年部が農業経営講演会を開催

次世代農業経営者育成コース 農業経営講演会を開催

 JAあいち知多青年部は12月5日、常滑市の同JA総合本部ビルで次世代農業経営者育成コース農業経営講演会を開きまし。同部員のほか、管内農家で研修中の就農研修者、新規就農者など45人が参加し、農業従事者の労務管理のポイントなどを学びました。
 同青年部は200人の部員が所属する、県内有数の青年部組織です。毎年この時期には部員の経営するほ場や施設を見学し、仲間の生産現場を学ぶ視察研修会を行ってきましたが、昨年度から、今後の農業を担う青年部員に経営について理解を深めてもらおうと、次世代農業経営者育成コースとして開催しています。
 講演会では愛知県雇用労働相談センターの社会保険労務士、石川美和さんが「農業従事者の労務管理のポイント~労働者が安心して働ける職場づくりのために~」と題し、労働条件の明示や労働時間、休日、賃金など労働基準法などで定められている事柄や社会保険の制度などを説明しました。
 講演会のあとには個別相談を受ける部員もいました。
 青年部の太田旭部長は「今後、農業経営をよりよいものにしていくためには、外部からの人材雇用が必要不可欠であり、そのためには労働環境を整える必要がある。今回の講演会を明日からの農業経営に生かしてほしい」と呼び掛けました。



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