栄養教諭らが収穫体験/地元農産物の理解深める

 JAあいち知多は1月11日、知多半島内の栄養教諭・学校栄養職員を対象に地元農畜産物を活用した食農研修会を開きました。研修会は知多半島で収穫できる野菜について理解を深めてもらい、地元産の野菜を学校給食に活用してもらうことが狙い。参加したのは、学校給食の献立の提案や、児童・生徒へ「食農教育」を行っている栄養教諭・学校栄養職員ら17人。当日は、JAあいち知多東浦営農センターに集合した後バスで移動し、知多市の森本一行さんのハウスでコマツナ、阿久比町の関武浩さんの畑で白菜の収穫体験を行いました。新鮮で安全・安心な地元で栽培されている農産物を実際に見て農業体験することにより生産者の苦労や地域の食材の理解を深めました。
 収穫体験後は東浦営農センターに戻り、知多半島産の野菜や知多牛を使った試食会を開きました。用意されたのは野菜がたっぷり入った豚汁や米粉のカレールーで作ったカレー、知多牛を使用したコロッケなど。参加した栄養教諭らは地元産の料理について理解を深めながら味わい「地元産の食材を積極的に使用したい。現地で学んだ生産者の思いを給食を通じて子どもたちに伝えたい」と話しました。


コマツナの収穫体験


ハクサイの収穫を学ぶ参加者


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