お年寄り招きミニデイ

お年寄り招きミニデイ
~体操や創作活動で楽しむ~

助け合い組織「ぬくもりの会」の常滑支部は2月27日、常滑市本町にある本店3階と榎戸町の榎戸公会堂でミニデイサービス「ぬくもりサロン」を開きました。地区のお年寄り38人を招き、協力会員29人とともに歌や創作、ゲームなどのレクリエーションを楽しみ、一緒に昼食を味わいました。
 お年寄りは、音楽に合わせて足や腕を上げたり肩をたたいたりと元気に体操。創作活動では、チラシを使った肩たたき棒作りを楽しみました。花柄やストライプの布を筒状に手縫いし、硬く巻いたチラシを10本ほど布の中に入れ、リボンを付けて完成。指先を使った細かい作業にお年寄りは四苦八苦しながらも、協力会員に手伝ってもらいながら全員が作り上げました。出来上がった肩たたき棒を手にしたお年寄りは「裁縫をやるなんて何十年ぶり。上手に縫えなかったけど、手順さえ覚えれば簡単にできそう。家に帰ってからも作ってみようかしら」と喜んでいました。
 昼食は、会員が手作りした弁当を味わいました。キャベツたっぷりのメンチカツやだし巻き卵など、地元でとれた食材や旬の野菜を使用しました。お年寄りは「ほっとする味で、心まで温まるね。みんなでワイワイ話して食べるのは楽しいし」とおいしそうに食べていました。
 同会の渡邉信子支部長は「初めて参加された利用者さんが、また来たいと話してくれた。これからも、お年寄りとともに会員自身も楽しめるサロンにしたい」と意気込みを話しました。



協力会員とともに肩たたき棒を作るお年寄り


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