JAあいち知多が回収したキャップを贈呈

エコキャップ回収350万個超え
~JAの取り組み地域に一層浸透~

ペットボトルのキャップが詰まった容器を手渡す前田組合長㊧

ペットボトルのキャップが詰まった容器を手渡す前田組合長㊧


 職員の提案制度をきっかけに、取り組みを始めたJAあいち知多の「エコキャップ運動」が地域を巻き込んで一層浸透しています。5年間の回収累計は350万個。近年は地域の小中学校からの寄託が増加し、毎年回収量を増やしています。JAでは組織的な社会貢献活動として、今後も活動を継続していきます。
 エコキャップ活動はペットボトルのキャップを分別回収し、リサイクルして得た収益でアジアの発展途上国にポリオワクチンなどを贈るもの。JAあいち知多では2009年度に「できたらいいな」プロジェクト提案制度・新規アイデア提案で職員が提案し、JA全体で取り組みを始めました。回収ボックスはJAの本支店、営農センター、グリーンセンター、福祉施設など104カ所に設置し、定期的に回収し総合本部へ集めています。
 11年度からは、JAの取り組みを知った各地域の小中学校が、ボランティア活動の一環として集めたキャップをJAに寄託するようになり、年間の回収量が大幅に増加。70万から80万個を回収している。13年度は過去最高の139万1480個を回収、回収累計は350万9850個で、4222人分のワクチンを贈ることができる量に相当します。
 4月21日には常滑市多屋の同JA総合本部ビルで贈呈式を行いました。前田隆組合長が、エコキャップ推進協力事業者で半田市にある飲料自動販売機設置業者・タケショウ㈱の竹内久祥社長にペットボトルキャップが入った容器を手渡しました。


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