花で球根の生育確認

花で球根の生育確認
~部会員が畑を巡回~

ラナンキュラスの生育状況を確認する部会員

 JAあいち知多球根部会は5月2日、ラナンキュラスとアネモネの開花状況を確認するため、種苗会社の担当者と、各部会員の畑を回りました。区画ごとに花の色や形状、色の混ざり具合を確かめ、今後の栽培管理のポイントなどの情報を交換した。
 同部会では東海市大田地区を中心に11戸の農家が約200アールでアネモネ、ラナンキュラスの球根を育てています。全量が一般の市場を通さない契約栽培で、種苗会社から購入した種から株を育て、肥大した球根を種苗会社へ販売しています。
 別の色が混じっていたり、花の形状の悪い物は実際に咲いているこの時期に、確かめながら抜き取ります。確認が終わった花は球根を肥大させるために、順次刈り取って行きます。
 6月中旬に掘り上げた球根は各農家が乾燥選別して、7月下旬に共同出荷する。
 大村昭夫部会長は「生育不良を心配しましたが、今は順調。6月までの残りの期間しっかり管理し球根を大きくしていきたい」と話しました。


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