新規就農者を激励

農業通じて地域を守って
新規就農者激励会を開催

抱負を語る新規就農者

激励の声をかけながら記念品を渡す前田組合長(右)

 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所は6月4日、常滑市のJAあいち知多総合本部ビルで新規就農者激励会を開きました。今年4月までの1年間に知多半島内で就農した15人が参加し、農業経営への決意を発表しました。知多半島内は、新規就農者が愛知県内でも多い地域で今年も17人が農家の仲間入り。農業以外からの新規参入が多いのも特徴。今年は6人が新規参入しました。
 激励会では県知多農林水産事務所の宮田広光所長が「地域の特性を生かした収益力の高い農業を目指して、地域のリーダーになってください」と激励。JAあいち知多の前田隆組合長は「多面的機能を持つ農業に就くということは、地域を守っていくことにつながる。農業を通じて地域の発展に積極的に寄与してください」と呼び掛けました。
 自己紹介では就農者らが経営作目と今後の抱負を発表。大府市でキャベツの栽培を手掛ける長田大五さん(41)は「作物の栽培や農業経営で、地域の目標とされるような農家になりたい」、南知多町で西洋野菜を栽培する北村知生さん(42)は「6次産業化を目指し、多くの人が来てくれるような農園をつくりたい」と農業経営に対する決意を表明しました。


  • 前へ
  • 次へ