夏秋ナス出荷スタート

ナスばら受け出荷2年目
選果スピードアップでコスト軽減を

ナスの選果基準を確認する部会員


 JAあいち知多阿久比なす部会は6月30日、阿久比町にある同JA阿久比営農センターで目ぞろえ会を開きました。昨年から始めたばら受けによる共同選果が2年目を迎える今年は、秀・優品のみをばら受けし、選果時間を短縮してコスト軽減を目指します。
 同部会は阿久比町を中心に常滑市や美浜町などの農家18人が所属。栽培出荷する品種は「筑陽」で、約180アールで作付しています。
 部会では農家が栽培管理に集中できる体制の整備と、部会としての出荷規格の統一を目的に、昨年からばら受けによる共同選果を始め、今年も7月初めの集荷から共同選果を行っています。
 目ぞろえ会には部会員、選果担当者、JA、市場関係者ら35人が参加。各農家が10本ずつ持ち寄ったナスを使い長さによる階級、傷や形、曲り、光沢などによる階級の選別基準を確認しました。
 杉野徳雄部会長は「選果の効率を上げるため、ばら出荷は秀・優品に限定し、良品は各農家が段ボールに詰めて出荷してください」と部会員に呼び掛けました。
 今年も11月までに80トンの出荷を見込んでいます。


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