母の日ギフトに知多の花活用

母の日ギフトに知多の花活用
市場外流通で産地PRと販路拡大


カーネーションを使った花束を作る担当者

 10日の母の日を前にJAあいち知多では地元のカーネーションを使ったフラワーアレンジメントの製作が最盛期を迎えています。今年はポットへ飾るアレンジだけでなく、花束やデンドロビウムの鉢花もギフトに加えました。母の日までに合計で6300個を全国へ送る予定です。
 常滑市にある同JAの花き集出荷施設「フラワーポート」では、今月5日からアレンジやラッピングの作業が本格化し、20人ほどが作業に追われています。例年のプリザーブドフラワーやアレンジメントに加え、今年は花束も作製。知多半島産の赤やピンクのカーネーションをメインに、バラやアイビーなどを合わせ、ラッピングして仕上げています。花束としては2000束を出荷します。
 一方、南知多町にある知多南部花きセンターでは鉢花の洋ランの梱包作業が進んでいます。知多地域の農家が育種したデンドロビウム「ファイヤーバード」など2300鉢を母の日用にラッピングして専用の段ボールに詰め込みました。
 同JA特販課の高木亮哲さんは「今後も地元の花を活用してもらえるような商品を、生花店や市場に提案していきたい」と話しています。
 


ファイヤーバードをラッピングする担当者


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