特産青梅の出荷スタート

特産青梅の出荷スタート
天候回復し品質良好

梅の選別を行う組合員


 阿久比町特産の青梅の出荷が5月25日、JAあいち知多の阿久比営農センターで始まりました。阿久比梅栽培組合の組合員らが収穫した梅をコンテナで持ち込み、選果機を使って大きさによる階級に選別し、段ボールに詰めて市場へ出荷。6月11日までに昨年よりやや少ない5トンを出荷を見込んでいます。
 出荷初日の25日は6軒の農家が約400キロの「白加賀」を阿久比営農センターに持ち込み、傷などの品質をチェックしながら、選果機を使ってSから3Lまで5階級に選別。S・M階級は加工用として業者へ、L以上は市場へ出荷しました。
 同組合の沢田一成組合長は今年の梅について「3月から4月にかけての長雨と日照不足で、梅の実の生育を心配したが、その後の天候の回復で例年並みの大きさに育った。傷なども少なく良い品質だ」と話しています。
 同組合では5月31日、特産の梅をPRする「梅まつり」を阿久比町立ふれあいの森とその周辺で開催します。当日は青梅のもぎとり体験や販売、加工品の試食、梅の加工講習会などのイベントが用意されています。


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