あいち知多牛を審査

あいち知多牛を審査
榊原政己さん最優秀賞に

最優秀賞に輝いた平和牧場と競り落とした石川屋の関係者


 JAあいち知多は11月13日、半田市にあるJAあいち経済連半田食肉市場で同JAのブランド牛「あいち知多牛 響」の枝肉共進会を開きました。審査の結果(有)平和牧場(半田市)の榊原政己さんが出荷した枝肉が最優秀賞に選ばれた。
 「あいち知多牛 響」はホルスタインの雌に黒毛和種の雄を交配させた交雑種で出荷月齢22カ月以上、知多半島で1年以上肥育された牛で、肉質は2等級以上のものに限定されています。
 今回出品された24頭は、胸最長筋の面積、バラの厚さ、歩留率と、サシ、肉色、脂などの肉質を総合的に審査しました。枝肉を審査した公益財団法人日本食肉格付協会の担当者は「3等級以上の発生率が全国平均を上回っていて、脂肪の付着の状態も良く、おいしそうな肉に仕上がっている」と講評しました。
 この日は共進会に出品した枝肉が競りに掛けられ、肥育農家が見守る中、地元の精肉業者らが次々に競り落としました。最優秀賞の枝肉は半田市の株式会社石川屋が競り落とし、直営店で販売する予定です。


セリにかけられるあいち知多牛の枝肉


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