タマネギネットで本格出荷

タマネギネットで本格出荷
品質そろえ有利販売を

タマネギの選別基準を確認する農家

 知多園芸振興協議会春野菜部たまねぎ部会は4月18日、極早生タマネギ「たま坊」からネット詰めの早生タマネギに移行するのに合わせ、JAあいち知多の東海、知多の両営農センターで目ぞろえ会を開きました。合計130人の生産者が集まり、選別基準や調製方法などを確認しました。
 JAあいち知多管内ではほぼ全域でタマネギを栽培。348人の生産者がおよそ100ヘクタールで作付けしています。1月から出荷が始まる早出しの極早生タマネギ「たま坊」から7月までの期間、市場出荷と契約出荷を合わせて約5100トンを出荷する予定です。
 目ぞろえ会ではJAの販売担当者が出荷規格表をもとに大きさや形状による等階級の基準を説明。同協議会の天木真澄検査員はサンプルのタマネギを手に取り、調整の度合いや、等階級の限界を示し、「ネット内での大きさをそろえ、異品種が混入しないように」と呼び掛けました。
 早生タマネギは5月の大型連休にかけて出荷のピークを迎えます。


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