秋フキ出荷始まる

秋フキ出荷始まる


フキの品質を確認する生産者ら

 知多半島特産のフキの出荷が10月6日に始まりました。9月以降雨が多く、日照不足で若干遅れ気味だが、生育に多くの水を必要とするフキには適し例年並みに育ちました。初日は台風の接近で収穫を見合わせた生産者もありましたが、週明けから本格化し出荷量が増えそう。1月までに出荷される抑制フキ(秋フキ)としては1122トン、2月から5月までの促成フキ(春フキ)と合わせて年間2698トンの出荷を見込んでいます。
 東海市でフキを栽培する加家生産組合の安藤幸徳組合長は「雨が多く良く伸びたが、不安定な天候で栽培管理が難しかった」と苦労を話し、「今後は天候の回復に期待し、品質のそろったいいものを出していきたい」と語りました。


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