あいち知多牛(響)を審査

あいち知多牛(響)を審査
榊原功二さん最優秀賞に


競りにかけられる枝肉


 JAあいち知多は11月18日、半田市にあるJAあいち経済連半田食肉市場で同JAのブランド牛「あいち知多牛 響」の枝肉共進会を開きました。審査の結果、(株)平和タケトヨ牧場(武豊町)の榊原功二さんが出荷した枝肉が最優秀賞に選ばれた。
 「あいち知多牛 響」はホルスタインの雌に黒毛和種の雄を交配させた交雑種で出荷月齢22カ月以上、知多半島で1年以上肥育された牛で、肉質は2等級以上のものに限定されています。
 今回出品された24頭は、胸最長筋の面積、バラの厚さ、歩留率と、サシ、肉色、脂などの肉質を総合的に審査しました。枝肉を審査した公益財団法人日本食肉格付協会の担当者は「上位のものは体型・肉質ともに和牛なみの品質だった。今後も高い肉質に期待する」と講評しました。
 この日は共進会に出品した枝肉が競りに掛けられ、肥育農家が見守る中、地元の精肉業者らが次々に競り落としていきました。最優秀賞の枝肉は半田市の株式会社石川屋が競り落とし、直営店で販売する予定です。
 その他の入賞者は次の通り。
▽優秀賞1席=(有)平和牧場(半田市)、▽優秀賞2席=(有)一英企業(同)


平和タケトヨ牧場関係者㊧と競り落とした石川屋さん


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