ブルーベリー栽培研修会

大粒ブルーベリー生産へ
樹勢に合わせた摘蕾・摘花を


ブルーベリーの摘蕾を学ぶ会員

JAあいち知多ブルーベリー出荷研究会は大粒で甘いブルーベリーの生産に向けて4月12日、栽培研修会を大府市で開きました。生産者7人とJAの販売担当者らが参加しました。
 同研究会には大府市を中心に東海市、東浦町、常滑市などの9戸の農家が所属。栽培面積は約90アールで、サザンハイブッシュ系とラビットアイ系を組み合わせて、収穫期間をずらしながら6月上旬から9月中旬にかけて出荷しています。
 栽培研修会のテーマはブルーベリーの摘蕾・摘花。果実の大玉化と樹勢維持を目的に行います。愛知県知多農林水産事務所農業改良普及課の近藤祐司主任専門員は「1月以降平年並みの気温で、生育が昨年よりは1週間程度遅れている」と今年の生育状況を報告するとともに、「樹勢や結果母枝の強弱合わせ摘蕾・摘花の程度を調整してください」と呼び掛けました。
 この後参加者らは大府市内のほ場を回り、実際の木で摘蕾の程度などを確認しました。
 研究会の加古博之会長は「おいしく大粒の実が着くよう、しっかり学んで各自の栽培に生かしてほしい」と話しています。
 


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