あぐりカレッジがスタート

農業の基本学ぼう
あぐりカレッジがスタート


夏野菜の育て方を学ぶ受講者


 JAあいち知多と半田農業高校が連携して開催する「あぐりカレッジ農業講座」が4月22日から本格的にスタートしました。「農業を始めたい」「栽培の基礎を学びたい」という組合員や地域住民らが夏野菜の植え付けや防寒対策などの、栽培管理の基本を学びました。
 同JAは2002年度から地元知多半島にある半田農業高校とタイアップして農業講座を開催。今年で16回目。講座には畑での作業体験を中心とした「園芸体験コース」、野菜を専門的に学ぶ「野菜習得コース」、果樹と花卉を専門的に学ぶ「果樹・花卉コース」の3つがあり、今年は合計85人が受講しています。この日は「園芸体験」と「野菜習得」を受講する48人が参加しました。
 講座では同校の榎戸喜成教諭が元肥の施し方や、苗の植え方など夏野菜を育てる基本を説明した後、校内のほ場で作業を体験。参加者は共同でマルチシートを張ったり、ナス、マクワウリを定植し、防寒用のあんどんやトンネルを掛ける作業を行いました。
 参加者らは「1年前から野菜を作っているが、一度基本を学びたかった」「体験したことを家庭菜園にいかしたい」と話した。
 講座は通年で行われ、園芸体験コースは12月、野菜習得、果樹・花卉習得コースは来年2月まで講座が用意されています。


マルチの張り方も体験

参加者が協力してナスの苗を植える


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