新規就農者を激励

新規就農者を激励
17人が農業経営の夢語る


前田組合長から記念品を受け取る就農者


 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所、知多地域5市5町で作る知多新規就農支援協議会は7月18日、常滑市にあるJAあいち知多総合本部ビルで平成29年度新規就農者激励会を開きました。JAあいち知多の前田隆組合長が記念品を贈ったほか、新規就農者が今後の農業経営に向けての抱負を語りました。
 激励会では県知多農林水産事務所の平井進所長が「新たな担い手の確保と関係機関の連携強化を目的に新規就農協議会を立ち上げました。しっかりサポートしていくので、農業経営に励んでください」とあいさつ。JAの前田隆組合長は「農業は各農家がバラバラに行動するのではなく、仲間が支え合っていくことが大切。力を合わせて夢の実現に向けて、ともに頑張りましょう」と激励しました。
 新規就農者の自己紹介ではそれぞれの農業経営に向けての夢や抱負を発表。東浦町で施設イチゴを栽培する鈴木啓仁さんは「父とともに経営しているが、今後は規模を拡大していきたい」と語りました。
 その後、平井所長が激励状を、前田組合長が就農記念品を贈りました。
 知多農林水産事務所によると、今年5月までに知多半島内で就農したのは35人で、そのうち実家の農業を継ぐ「親元就農」が15人。他業種からの新規参入が20人ということです。経営作目は露地野菜をはじめ施設野菜、果樹、花き、酪農など多岐にわたります。


一人ひとり農業経営の夢や抱負を語った


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