ハウスキュウリ共同選果スタート

ハウスキュウリ共同選果スタート
売上2億円目指す


キュウリを選果する担当者


 JAあいち知多きゅうり部会は11月13日、選果機を使ったハウスキュウリの共同選果を美浜町にある同JA美浜営農センターの集荷場でスタートしました。2、3月をピークに来年6月中旬までの期間に750トンを出荷し、売上高2億円を見込む。
 同部会は美浜町を中心に21人の農家が所属し、およそ4.3ヘクタールで栽培している。一時は14人ほどに減った部会員だが近年は若者を中心に他の品目からの切り替えなどで増加しています。2016年度に研修を受けていて農家2人が今年から本格的な栽培を始め、部会員、栽培面積ともに増加するなど産地拡大に期待がかかっています。
 共同選果初日は部会員が収穫したキュウリをコンテナで持ち込み、選果場の担当者らが傷や色むらなどの品質をチェックしながら選果機を使って等階級ごとに選別。200ケース(1ケース5キロ)を中京地区の市場へ送りました。
 神谷治男部会長は「10月の天候不順でやや生育は遅れ気味だが、今後は回復してくる見込み。品質の良い物をできるだけ多く出荷していきたい」と話しています。


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