あいち知多牛(響)を審査

あいち知多牛(響)を審査
青木典久さん最優秀賞に


最優秀賞を受賞した青木さんと競り落とした石川さん


 JAあいち知多は11月17日、半田市にあるJAあいち経済連半田食肉市場で同JAのブランド牛「あいち知多牛 響」の枝肉共進会を開きました。審査の結果青木典久さん(半田市)が出荷した枝肉がA-5ランクを付け、最優秀賞に選ばれました。
 「あいち知多牛 響」はホルスタインの雌に黒毛和種の雄を交配させた交雑種で出荷月齢22カ月以上、知多半島で1年以上肥育された牛で、肉質は2等級以上のものに限定されています。
 今回出品された24頭は、胸最長筋の面積、バラの厚さ、歩留率と、サシ、肉色、脂などの肉質を総合的に審査しました。枝肉を審査した公益財団法人日本食肉格付協会の担当者は「枝肉が大型化し、肉質も上がっている。今後も歩留まりのA等級を増やし、肉質は3等級以上を目指してブランド価値を上げてほしい」と講評しました。
 
 その他の入賞者は次の通り。
▽優秀賞1席=浅井雅雄(半田市)、▽優秀賞2席=(株)鈴木牧場(同)、▽特別賞=長尾興家(同)


競りにかけられるあいち知多牛(響)の枝肉

 この日は共進会に出品した枝肉が競りに掛けられ、肥育農家が見守る中、地元の精肉業者らが次々に競り落としていきました。最優秀賞の枝肉は半田市の株式会社石川屋が競り落とし、直営店で販売する予定です。


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