冬至需要に向けてカボチャ出荷

冬至需要に向けてカボチャ出荷
阿久比町で目ぞろえ会


冬採りカボチャの選別基準を確認する生産者


 JAあいち知多は11月24日、同JA阿久比営農センターで冬採りカボチャの目ぞろえ会を開きました。国内産の流通量が減る冬季に出荷することで、高値販売で農家所得の向上を目指しています。
 同JA管内の阿久比町では今年3軒の農家が約70アールで冬採りカボチャを栽培。およそ400ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいます。冬至需要を迎える12月中旬と、甘みがしっかりとのった年明けに分けて出荷する予定です。
 冬カボチャの出荷は3年目。今年は10月の長雨よる日照不足や台風の影響で、小玉傾向だといいます。
 目ぞろえ会には生産農家、市場担当者ら6人が参加して出荷規格や選別の基準を確認しました。
 同JA阿久比営農センターの担当者は「冬採りに取り組む農家は夏もカボチャを出荷しており、栽培の技術を持っています。技術を生かした産地と、需要期を狙った高値の販売を目指したい」と話しています。


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