花き協議会が即売会

花き協議会が即売会
売り上げ金を震災復興へ


知多半島産の鉢花などが販売された即売会


 JAあいち知多花き協議会は3月17、18日の2日間、大府市にあるJAあぐりタウンげんきの郷で震災復興チャリティー即売会を開きました。切り花や鉢花、観葉植物などおよそ1400点を会員が無償で提供。一部仕入れ品の経費を除いた売上金のほとんどを中日新聞社会事業団に寄託する予定です。これまで7年間の寄託は150万円に上ります。
 JAあいち知多花き協議会は知多地域5市5町ごとにある花きの生産者組織と、品目別の部会、JAの出荷組織がひとつになって、知多半島の花き振興と発展を目指した組織で、現在約160戸の農家が所属ています。
 同協議会では2009年度に花き生産者の社会貢献活動としてチャリティー即売会を初めました。10年度からは東日本大震災の発生を機に震災復興を目的に開催。昨年度は熊本地震を含めた震災復興に活用してもらおうと、中日新聞社会事業団に寄託し、これまでに合計150万円以上を寄託ています。
 今回も洋ランや鉢花、観葉植物、花苗など42アイテム1200点、キクやカーネーションなどの切り花6アイテム200束を販売ました。
 販売を担当した花き協議会の会員は「知多半島で多くの花が栽培せれていることを知ってもらいたい。売上金は復興に役立ててもらうので、多くの人に購入してもらいたい」と話しました。


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