青梅出荷スタート

青梅出荷スタート
月初めまでに5トン見込む


青梅の選別をする組合員

 阿久比町特産の青梅の出荷が5月20日、JAあいち知多阿久比営農センターで始まりました。阿久比梅栽培組合の組合員が収穫した青梅をコンテナで持ち込み、傷などをチェックしながら選果機を使って大きさごとに選別。段ボールに詰めて市場に出荷しました。今年は6月初めまでに昨年よりやや少ない5トンを出荷する見込みです。
 5月21日には農家が140キロの「白加賀」を阿久比営農センターに持ち込み、傷などの品質をチェックしながら、選果機を使って3LからMまでと規格外の5階級に選別。3L、2Lは青果用として市場へ出荷。L、Mは加工用として地元業者に販売します。規格外は加工を委託する業者へ送り、「梅ジャム」として販売し、収益を組合の活動費や苗木の購入費として活用しています。
 同組合の山本徳夫組合長は「着果量は例年に比べてやや少なめだが、いつも通りの実ができた。消費者の期待に応えられるように少しでも多く出荷していきたい」と話しました。
  同組合では5月27日、特産の梅をPRする「梅まつり」を阿久比町立ふれあいの森とその周辺で開きます。当日は青梅のもぎとり体験や販売などが行われます。


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