農業経営の夢語る

農業経営の夢語る
JAなどが新規就農者を激励


前田組合長から記念品を受け取る新規就農者


 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所、知多半島内の5市5町で作る「知多新規就農支援協議会」は7月18日、常滑市のJAあいち知多総合本部ビルで新規就農者激励会を開きました。新規就農者18人が参加して農業経営への抱負を語りました。
 この日参加したのは2017年5月2日から18年5月1日までの一年間に知多半島内で就農した27人のうち16人と夫婦1組の18人。このうち親元就農は11人で、その他は新規参入だ。栽培作目は露地野菜、施設野菜をはじめ果樹、水稲、畜産、鶏卵など多岐に渡ります。
 知多農林水産事務所の平井進所長は「一日も早く地域農業の担い手になってください」と就農者らに期待。JAあいち知多の前田隆組合長は「JAも一丸となって支援していく。農業の成長に向け、ともに頑張りましょう」と激励しました。
 新規就農者の自己紹介では経営作目や経営の目標を発表。東海市で露地ミカンを栽培する櫨孝太郎さんは「大学を卒業して親元就農した。栽培管理を早く身に付け、父親に負けないミカンを作りたい」。南知多町の大岩隆之さんは「祖父の代までやっていたミカン栽培を復活させたい」と夢を語りました。
 参加した新規就農者にはJAあいち知多から就農記念品を、知多新規就農支援協議会からは就農激励状を贈りました。
 激励会にはJAの各営農センター長や市町の担当者も出席。「栽培、経営、資金のことなど、困ったことがあれば全面的に支援していくので気軽に相談してほしい」と呼び掛けました。


  • 前へ
  • 次へ