刈った稲保育園へ 青年部大府地域

刈った稲保育園へ
 年末に試食会予定


稲穂を手に歓声を上げる園児ら

 JAあいち知多の青年部大府地域は9月19日、予定していた地元保育園児との稲刈りが高温のため中止となったため、刈り取った稲をそのまま保育園に持ち込み、園児らに披露しました。大きく育ちたくさんのモミを付けた稲に園児らは歓声を上げました。
 同青年部大府地域は遊休農地の有効活用と地元保育園児を対象にした食農教育を通じて地域に貢献していこうと、大府市立共長保育園の園児らとともに田植えや稲刈りを行い、今年7年目を迎えました。
 昨年まではもち米を育ててきましたが、今年はうるち米に変更。5月上旬に田植えを行いました。
 19日は田植えに参加した同保育園の年長園児らが参加して稲刈りを予定していましたが、野外の気温が30度を超えたため、園児の参加を自粛。代わりに部員らが刈り取った稲を同保育園に持ち込み、園児らに披露しました。
 たくさんのモミを付けた稲わらを手に園児らは「すごくいっぱい実がついている」「小さな苗が大きく育った」などと笑顔で話し、植物の成長を実感しました。
 同青年部の杉山修一地域部長は「一緒に稲刈りができなかったのは残念だが、園児らが笑顔で喜んでくれてよかった」と話しました。
 収穫した米は、12月ごろ同保育園で炊いて、園児みんなで試食会をする予定です。


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