第3回JAまるごと親子体験~そば粉作り~

石臼を使ってそば粉作りに挑戦


石臼を使ってソバの実を挽く子どもたち

 10月27日、常滑市の総合本部ビル近くにある畑「まるごと圃場(ほじょう)」と同市の常滑北部営農センターで、食農教育プログラム「JAあいち知多まるごと親子体験」の3回目のカリキュラムを行いました。19家族62人が参加して、サツマイモの収穫と石臼を使ってそば粉作りを体験しました。
 「JAまるごと親子体験」は次世代の子どもたちとその家族を対象に、地元で生産される農畜産物の豊かさ、それを生み出す農業の楽しさ、心と体を支える食の大切さを学ぶことを目的としており、今年で5回目の開催となります。
 今回は8月に行った1回目のカリキュラムでまいたソバを収穫する予定でしたが、9月の台風や長雨の影響で消失してしまった畑を見学し、農業の厳しさを学びました。この日はソバと一緒に育てたサツマイモを収穫。参加した子どもは自分の顔より大きなサツマイモを手に「たくさんついてる」「これだけ掘ってもまだ出てこない」などと話しながら収穫を楽しみました。その後は、常滑北部営農センターへ場所を移し、石臼を使って体験に用意したソバの実でそば粉作りに挑戦。初めて石臼を使う参加者も多く「小さい臼なのに重たい」「なかなか使う機会がないので参加してよかった」などと話しました。
 体験後は、まるごと圃場で収穫したサツマイモを使った豚汁、知多米コシヒカリのおむすびや知多豚のネギマを味わい、地元の農畜産物を堪能しました。


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