優良生産者を表彰

優良生産者を表彰
産地方針など承認


表彰を受ける優良生産者

 あいち知多かんきつ出荷組合は露地ミカンの本格的な出荷シーズンを前に11月8日、愛知県美浜町総合公園体育館で生産者大会を開きました。2018年度の産地方針や出荷規約を承認したほか、優良生産者7人を表彰しました。
 大会には知多半島内でミカンする組合員ら105人が参加。出荷組合の運営管理委員長を務めるJAあいち知多の前田隆組合長は「今年は表年に当たり収量は上がる見込み。酸の抜けも良く食べやすい味に仕上がった。農業者の所得向上につながるよう少しでも高く売っていこう」とあいさつしました。かんきつ出荷組合の鵜飼泰弘組合長は「かんきつは苗木を植えてもすぐには収穫できない。新たに部会に入る人や子や孫のために、木を育てる必要がある。組合ではポンカンなどの優良品種の苗木代を助成しているので、先の時代を信じてどんどん苗木を植えていこう」と呼び掛けました。
 大会では早生ミカン、特選ミカン、みはまっこなど、出荷品別の5部門ごとに収量・糖度・品質などによる評価で優秀だった7人を優良生産者として表彰したほか、①特選みかん「あまみっこ」の栽培に取り組もう、②太田ポンカン「ちたポン」の栽培面積の拡大を図ろう、③ハウスみかん「みはまっこ」「さわみっこ」の経営安定を図ろう、④新規就農者の育成、技術向上に産地が一体となって取り組もう、⑤消費者に安全・安心な果実を提供しよう―の産地方針や、出荷規定・精算方法などを定めた出荷規約を承認しました。


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