あぐりカレッジ農業講座がスタート

 JAあいち知多は4月20日、半田市の愛知県立半田農業高等学校で「あぐりカレッジ農業講座」をスタートしました。「本格的に農業を学びたい」「栽培の基礎を身につけたい」という組合員や地域住民らが、夏野菜の植え付けやマルチング、トンネル被覆など、畑作管理の基本を学びました。
 同講座は2002度からJAあいち知多と半田農業高校がタイアップして開催し、今年で18回目。講座には、畑での作業体験を中心とした「農業体験コース」、野菜を専門的に学ぶ「野菜習得コース」、果樹と花卉を専門的に学ぶ「果樹・花卉習得コース」の3つがあり、今年は合計32人が学びます。講師はJAの営農指導担当職員のほか半田農業高校の職員が務めます。
 この日は「農業体験コース」を受講する16人が参加しました。
 講座では同校の榎戸喜成教諭が苗の植え方や肥料の与え方、摘芯の仕方など栽培の基本を説明。校内のほ場でマルチ掛けやナス、黄ウリの苗の定植、あんどんやトンネルを掛ける作業を体験しました。
 参加者は「家庭菜園でいろいろな野菜を作ってみたいので参加しました。講座で栽培の基礎を学びたい」と話しました。
 講座は通年で開催し、産直会員への誘導も図っていきます。


あんどんのやり方を学ぶ参加者


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