女性部東浦地域が食農出前講座

女性部東浦地域が食農出前講座 児童が豆腐作り

 JAあいち知多女性部東浦地域の目的別活動グループ「食育クラブ」は10月24日、東浦町にある東浦町立石浜西小学校で食農出前講座を開きました。メンバー14人が参加し、3年生3クラスの児童86人に豆腐作りを指導しました。
 講座はクラスごとに分かれて3回行いました。児童らは、前日から水に漬けておいた大豆をミキサーにかけて生呉(なまご)にして鍋で煮る作業、生呉から豆乳とおからに分ける作業などをメンバーに手伝ってもらいながら体験しました。
 生呉を鍋で煮る作業ではメンバーが「鍋の底をはがすように、ゆっくり混ぜて」とアドバイス。児童は真剣なまなざしで丁寧に鍋をかき混ぜました。その後、豆乳とおからに分けるため袋に入れた生呉を絞る作業では、メンバーと一緒に児童は体重をかけてしっかりと絞り「豆のいい香りがする」「できたての豆乳だ」と笑顔で話しました。児童は初めて食べるというできたてのおからも味見しました。豆乳ににがりを入れて固まっていく様子に「にがりを入れるとなんで固まるのだろう」と驚きの声を上げました。
 出来たばかりのまだ温かい豆腐を試食した児童は「いつも食べている豆腐よりおいしい」「おからはしっとりしていてちゃんと豆の味がする」と話しました。
 メンバーは「豆腐が大豆から作られることは知っていても、どのように作られているかは知らなかったのでは。食材に触れ、調理して、食べるという過程を通して、子どもたちに食の大切さを伝えていきたい」と話しました。




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