ハウスキュウリの出荷開始/ハウスキュウリ750トンの出荷見込む

 JAあいち知多きゅうり部会は11月11日、JAあいち知多美浜営農センター内の美浜きゅうり選果場でハウスキュウリの共同選果をスタートさせました。出荷初日は17名の生産者がおよそ2.7トンを出荷しました。部会員が収穫したキュウリが持ち込み、選別カメラを搭載した選果機を使って長さや曲がり、太さなどを瞬時に判断して選別し、中京地区の市場に出荷しました。
 同きゅうり部会には22戸の農家が所属。4.3ヘクタールでハウスキュウリを栽培し、6月中旬までに750トンの出荷を見込みます。
 同部会は昭和61年に4名で発足しました。平成9年に選果機を導入して共同選果・共同販売を開始。平成22年からはほぼ毎年新規就農者が加入しており、昨年度、販売高2億円を達成しました。昨年度から再生産価格を維持することを目的に出荷数量の約1割を契約販売にしました。
 同部会の榊原悦行部会長は「天候不順が続いたが天候が回復して収量も増えてきた。例年通りボリュームもある」と話しました。
 本格出荷前の11月7日には、JAあいち知多美浜営農センターで出荷説明会を開き、今シーズンの出荷規約や選別基準を確認しました。目ぞろえでは、サンプルとして準備したキュウリを使い、太さや曲り、着色による選別基準、ひと箱当たりに入れる本数などを確認しました。


選果機にキュウリを送る選果担当者

目ぞろえ会で規格確認する生産者


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