最優秀賞に戸田安彦さん/知多牛「響」枝肉共進会

 JAあいち知多は11月22日、半田市のJAあいち経済連半田食肉市場で第2回知多牛「響」共進会を開きました。知多半島内の畜産農家が出品した枝肉24頭を審査し、最優秀賞には東浦町の戸田安彦さんの枝肉が選ばれました。
 知多牛「響」は黒毛和種の雄とホルスタインの雌を掛け合わせた交雑種(F1種)で、出荷月齢は22カ月以上。知多半島内で1年以上肥育されたブランド牛だ。肥育農家約50軒、年間出荷頭数約6000頭は、交雑種としては全国有数の出荷規模を誇ります。
 共進会には去勢雄、雌合わせて24頭が出品され、歩留り率や胸最長筋面積、さし、肉色、脂などの肉質を総合的に審査しました。
 日本食肉格付協会東海北陸支所の福留一広支所長は「昨年より全体のレベルが上がり3等級以上の比率が上がっている。特に最優秀の枝肉は余計な脂が少なくサシ、色も申し分ない」と好評しました。
 この日は出品した枝肉の競りが行われ、農家らが見守る中、地元の精肉業者らが次々と競り落としました。
 その他の入賞者は次の通り。
  ▽優秀賞1席=(有)エルファーム(半田市)▽優秀賞2席=(有)平和牧場(半田市)


最優秀賞を受賞した戸田安彦さん㊨


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