柿や梅のせん定学ぶ 組合員・利用者参加し講習会

 JAあいち知多は12月7日、13日、17日の3日間、管内のほ場でふれあいせん定講習会を開きました。講習会には組合員・利用者ら76人が参加し、柿や梅など家庭果樹のせん定のポイントを学びました。
 同JAでは組合員・利用者をはじめとした地域住民に、家庭果樹のせん定方法や正しい農機具や農薬の使い方などを学んでもらおうと毎年講習会を開催しています。利用者に対するCSの向上と「JAらしさ」を発揮した地域貢献の一環として、職員が講師を務めています。
 13日に阿久比町のほ場で開いた講習会には組合員・利用者ら27人が参加しました。最初にJAの営農アドバイザーが、資料を使って落葉果樹のせん定方法を説明。「せん定をすることによって日当たりや風通しが良くなり、管理や収穫作業をしやすくします。枝の配置を考えながら思い切ってせん定しましょう」と呼び掛けました。
 園地では実際に柿と梅の樹をせん定。営農アドバイザーが実のなる枝や不要な枝の見極め方や、切る位置のポイントを説明しました。
 参加者は「こんなに大胆に切っていいとは思わなかった。早速帰って実践したい」と話しました。
 JAあいち知多では1月21日にも常滑市内のほ場で同様の講習会を実施する予定です。



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