東海フラワーショウ2020開催

東海フラワーショウ2020開催 色とりどりの花で会場飾る

 東海市内の花生産者で作る東海市花卉園芸組合と東海市、JAあいち知多は1月25、26日の両日、東海市民体育館で「東海フラワーショウ2020」を開きました。市内で生産した洋ランなどがいっぱいに飾り付けられた会場ではフラワーコンテストが行われました。一鉢の出来栄えを競うコンテストでは蟹江修さんのカトレアが、ブース飾り付けでは蟹江稔久さんの展示が最優秀賞に選ばれました。
 東海フラワーショウは洋ランの生産が盛んな東海市で、より多くの人に地元で生産される花の魅力を知ってもらおうと1993年に始まり、今年で28回目を迎えました。今年は東海市制50周年を記念してメインステージを設置。「花と緑がある暮らし」をテーマに、部屋や庭を模したステージに洋ランや観葉植物を飾り付けました。また、丹精込めて咲かせた洋ランなどを生産者自身がデザインして展示したほか、鉢花や切り花、球根などを販売。園芸相談や押し花・コケ玉体験、NHK「趣味の園芸」講師の天野麻里絵さんの寄せ植え教室や江尻宗一さんの園芸教室などが行われ、大勢の人でにぎわいました。昨年から「東海市らんの花大使」として活躍する東海市出身で元宝塚花組の春風弥里さんが、子どもたちとともに無料で切り花を振る舞う「こども花店」も開催。来場者が好きな切り花を3本ほど選び、子どもたちが花束にしてプレゼントしました。
 フラワーショウの実行委員長を務める東海市花卉園芸組合の神野佳久組合長は「みんなこのフラワーショウの日に合わせて開花を調整するなど努力している。これからも組合員が団結して産地を盛り上げていきたい」と話しました。
 会場内は各生産者が趣向を凝らして展示した22ブースのほか、組合員が共同で飾り付けたメインブースを設置。来場者らは気に入った花の写真を撮ったり、花をバックに記念撮影をするなど、花いっぱいのイベントを楽しみました。



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