生産者が市場担当者に商品PR/鉢物展示会

 JAあいち知多花き協議会は2月6日、大府市のJAあぐりタウンげんきの郷にある研修施設あぐりカレッジあすなろ舎で鉢物展示会「スプリングフェア2020in知多」を開きました。知多半島内の鉢物生産者、市場関係者ら約80人が参加して、春から夏にかけて出回る花や観葉植物の出荷時期や数量の情報を交換したほか、限定やおすすめ商品の商談を行いました。
 同協議会では毎年春を迎える2月と秋の9月の2回、全国の市場担当者を招いて展示会を開いています。生産農家がただ商品を作るだけでなく、市場のトレンドや消費者の要望を市場担当者から直接聞くことで、販売を意識したより売れる商品づくりにつなげてもらうことが狙い。今回は例年に比べ展示会の開催を早め、各地の展示会が始まる前に開催しました。各生産者は自慢の鉢花などをブースに展示し、自分の商品をPRするとともに、おすすめ商品の特徴を説明し注文を呼びかけました。
 鉢物展示会実行委員会の磯部敏満委員長は「春に向けて出店者はアイテムをそろえている。市場関係者と情報交換を積極的に行い、実りある展示会としてもらいたい」と呼び掛けました。



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