母の日向けカーネアレンジ最盛/付加価値つけてレインボーカーネも出荷

 JAあいち知多の花き集出荷施設「アグリスフラワーポート」では、5月10日の母の日を前に地元のカーネーションの出荷が最盛期を迎えています。同JA管内では12戸の農家が3ヘクタールで約60種類のカーネーションを栽培。このうち6戸がアグリスフラワーポートを使って共同出荷しています。
 JAあいち知多では、茎に切り花用の染色液を吸わせて染色した「レインボーカーネーション」を中心に、関東、中京市場等へ母の日向けに50万本を出荷します。同JAでは市場出荷だけでなく、市場外流通として母の日向けにフラワーアレンジメントを作成。レインボーカーネーションは市場へ、フラワーアレンジメントは直接消費者へと、販売チャネルを増やして幅広いニーズに対応しています。販路を拡大することで、農家所得の向上を目指しています。
 5月6日は、フラワーアレンジメントの出荷が本格化し、スタッフが作業に追われました。知多半島産のカーネーションをメインに陶器製のポットに入れた吸水スポンジに挿し、ボリューム感たっぷりに仕上げました。5月10日の母の日までに1200個を作り、「母の日ギフト」として注文した全国の消費者に直送します。



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