児童らが田植えを体験/生産組合が田植えを指導

 常滑市の西之口生産組合は6月16日、同市立鬼崎北小学校の児童を対象にした食農教育活動で田植えを指導しました。
 同生産組合では毎年この時期、同校の4年生を対象にした総合の授業に協力しています。今年は2クラス77人の児童がクラスごとに2回に分かれて田んぼに入り、生産組合員の説明を受けながら約2アールの水田にモチ米「十五夜餅」の苗を植えました。
 田んぼに入った児童らは普段感じることのない泥の感触を裸足で感じながら、苗を植えました。田んぼに入ったときは土の感触に悲鳴を上げていた児童らも徐々に慣れ、田植えを終えると「おもしろくて楽しかった。もっとたくさん植えたい」などと感想を話しました。生産組合の竹内敬博組合長は「お米がどうやって作られるのか体験して知ってもらいたい。秋の稲刈りを楽しみにしてほしい」と話しました。
 今後は生産組合のメンバーが水管理などを行います。10月中旬には再び児童を招いて稲刈りをするほか、12月には同小学校で餅つきを行い、児童らとともにつきたての餅を味わう予定です。



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