スイートコーン出荷始まる/出荷規格を確認

 大府市吉田地区を中心にスイートコーンを栽培するマルアカグループは6月19日から今年度の出荷を始めます。JAあいち知多の特販課を通じて大手スーパーと契約し、「朝どりスイートコーン」として販売。早朝に収穫したものをJAで集荷し、その日のうちにスーパーの店頭に並びます。鮮度が高いスイートコーンとして消費者に人気です。販売価格も上乗せされるため農家の収入増にもつながっています。
 同グループは6戸の農家が所属。品種は主に「ゴールドラッシュ」で、トンネル、露地栽培を組み合わせて、7月中旬まで出荷します。今年は2.5ヘクタールで栽培し、期間中におよそ6万本を出荷します。
 出荷前の6月17日には、JAあいち知多東浦営農センターで目ぞろえ会を開きました。会員、JA担当者ら11人が集まり、出荷計画を話し合ったほか、サイズや実の詰まり具合などの出荷規格を確認しました。同グループの浅田昭茂代表は「ゴールデンウィークごろの朝晩の冷え込みにより病害虫の被害もなく品質は良好」と話します。JA担当者は「7月になると他産地の千葉、埼玉の出荷も始まるので早めに出荷してほしい。収穫はしなびがないように適期より1~2日早めの収穫をお願いしたい」と要望しました。
 同グループのトウモロコシは、同JAのグループ会社げんきの郷が販売するゆでトウモロコシ「湯がきコーン」としても販売します。



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