新規就農者を激励/JAなどが新規就農者激励会

 JAあいち知多と愛知県知多農林水産事務所、知多半島内の5市5町で作る「知多新規就農支援協議会」は7月28日、JAあいち知多総合本部ビルで新規就農者激励会を開きました。新規就農者15人が参加して農業経営への抱負を語りました。
 この日参加したのは2019年5月2日から20年5月1日までの一年間に知多半島内で就農した21人のうち15人。このうち親元就農は8人で、その他は新規参入。栽培作目は露地野菜、施設野菜をはじめ果樹、水稲など多岐に渡ります。
 知多農林水産事務所の尾畑厚志所長は「地域農業の担い手として理想とする農業を実現してください」と就農者らに期待。JAあいち知多の山本和孝組合長は「JAも一丸となって支援していく。一人で悩むことなく共に頑張りましょう」と激励しました。
 新規就農者の自己紹介では経営作目や経営の目標を発表。大府市でイチゴ・ブドウを栽培する鈴木翔太さんは「イチゴ狩りやブドウ狩りなどの体験型農業をやりたい」と目標を話し、阿久比町の澤田崇史さんは「同じように就農した仲間と共に農業をがんばりたい」と抱負を述べました。
 農業経営士協会知多支部の竹内稔尚副支部長は「自分と家族の健康が何より大事。健康に気をつけてがんばってください」と激励しました。
 参加した新規就農者にはJAあいち知多から就農記念品を、知多新規就農支援協議会からは就農激励状を贈りました。
 激励会にはJAの各営農センター長や市町の担当者も出席。「困ったことがあれば全面的に支援していくので気軽に相談してほしい」と呼び掛けました。



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