女性部常滑地域「大豆クラブ」

 JAあいち知多女性部常滑地域の目的別グループ「大豆クラブ」は、地元産の大豆から作った豆腐を使って料理を楽しむ活動を毎月行っています。平成16年度の活動開始以降部員が増加し、現在70人が在籍。19年度から2グループに分かれて活動する人気のクラブです。
 8月25日には27人が参加して、常滑市にある同JA本店の調理室で活動を行いました。この日のメニューは「豆腐となすの甘みそ炒め」「夏野菜でサッパリ豆腐サラダ」「豆乳豚汁」「豆乳ココアブラウニー」の4品。すべてに大豆が使われています。同JAの女性部担当職員が雑誌『家の光』を参考に、豆腐や旬の野菜を取り入れたメニューを考えています。
 料理は毎回大豆から豆腐を作ることから始まります。前日から水に漬けておいた大豆をミキサーにかけて生呉(なまご)にして鍋で煮て、豆乳とおからに分けるため袋に入れて搾る。搾った豆乳ににがりを入れて再び過熱し、固まったら型に流し入れて落し蓋をして10分ほど待つと、豆腐が出来上がります。この日は、出来たての豆腐と豆乳を使って4品作り上げました。
 部員は「大豆は余すことなく使える食材。やっぱり手作りの豆腐が一番おいしい」「換気や消毒など新型コロナウイルスの対策をしながら活動を続け、昔ながらの製法を守っていきたい」と話しました。



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