香港へブドウ輸出開始/今年から本格的に開始

 JAあいち知多は「シャインマスカット」の本格的な香港輸出を今年からスタートしました。出荷初日の9月3日は、前日収穫した「シャインマスカット」6ケース30キロ分をJAの営農センターで輸出時の痛みを抑える緩衝材に包み、箱詰めした後、中部国際空港へ搬入。今年は新型コロナウイルスの影響で中部国際空港から香港への直行便がなく、成田国際空港経由での発送となるため、翌々日に香港のスーパーに並びます。9月17日まで4回輸出を行い、計130キロを輸出する予定。
 同JAでは2016年度から中部国際空港や航空会社から香港へのイチジク輸出の提案を受け、JAあいち経済連や市場関係者と調整を進めてきました。2年間試験的な輸出を行い、2018年度から本格的に輸出を開始しました。香港での評判が上々あることから昨年度から「シャインマスカット」も試験的に輸出を始めました。
 JAあいち知多管内は県下有数のブドウ産地で、特に大府市と東浦町で栽培が盛ん。今年度116戸の農家が約136ヘクタールで「巨峰」「シャインマスカット」を中心に栽培しています。



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