若手農家の声を農政へ/青年部大府地域が市長と意見交換

 JAあいち知多青年部大府地域は10月27日、大府市役所で岡村秀人大府市長との意見交換会を開きました。地域部長らが農地集積や農作業の機械化など地域農業の現状と今後の方向性について課題を上げ、市長に意見を求めました。
 青年部と市長との意見交換は2014年から青年部が主体となって毎年開催しており、今年で7回目を迎えました。
 この日は鷹羽伸行地域部長をはじめ青年部の役員ら6人、市側からは岡村市長をはじめ、山内健次副市長や農政担当部門の職員ら5人が参加しました。
 意見交換では鷹羽地域部長が市への要望として①農地の集積、結合②農作業の機械化、施設の拡充③愛知用水の常時供給、補修対策④情報提供の強化-の4点を挙げ、要請書を岡村市長へ手渡しました。
 岡村市長は「農業に一生懸命に取り組んでもらっていることに大変感謝している。担い手の確保や育成、農地集積など総合計画の推進に取り組むとともに生産者・JA・大府市が一体となった6次産業化の推進も図る。今回の意見交換の内容については、できるだけ次年度予算に反映させていきたい」と力を込めました。



  • 前へ
  • 次へ