生ゴミを有機肥料に 女性部南知多地域がアスパ作り

 JAあいち知多女性部南知多地域は11月6日、同JA南知多営農センターでアスパ作りを行い、部員ら22人が参加しました。
 アスパは、発酵合成型有機肥料のことで、アンスメル・パワー(臭いを消す力)の略。米ぬかともみ殻にEM菌(有用微生物群)を混ぜ合わせ、発酵、乾燥したもので、生ゴミに振り掛けると10日間ほどで有機肥料に変わり、家庭菜園などに利用できます。
 この日は、部員がそれぞれ手分けして、米ぬかともみ殻、EM菌の液を大型かくはん機やたらいで混ぜ合わせ、約1,200㎏のアスパを作り、容器に詰める作業を行いました。容器に詰めたアスパは育苗ハウスに移動させ、毛布を掛けて約3週間ほど発酵させたのち、ブルーシートに広げ、十分乾燥させればできあがり。できあがったアスパは300gずつ袋詰めにし、町役場を通じて、地域の各家庭で利用されます。部員は「アスパで生ゴミを有機肥料にすることで、生ゴミを減らすことができ環境にもやさしい。手作業は大変だがこれからも積極的に作りたい」と話しました。



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