ハウスキュウリの共同選果スタート/750トンの出荷見込む

 JAあいち知多きゅうり部会は11月9日、JAあいち知多美浜営農センター内の美浜きゅうり選果場でハウスキュウリの共同選果をスタートさせました。出荷初日は20名の生産者がおよそ5トンを出荷しました。部会員が収穫したキュウリを持ち込み、選別カメラを搭載した選果機を使って長さや曲がり、太さなどを瞬時に判断して選別し、中京地区の市場に出荷しました。
 同きゅうり部会には23戸の農家が所属。4.5ヘクタールでハウスキュウリを栽培し、6月下旬までに750トンの出荷を見込みます。
 同部会は昭和61年に4名で発足しました。平成9年に選果機を導入して共同選果・共同販売を開始。平成22年からはほぼ毎年新規就農者が加入しています。
 同部会の榊原悦行部会長は「9月中旬の苗の植え付け以降に気温が低く、出だしの収量は例年より少なめだが、その分じっくりと成長しており出来はいい」と話します。
 本格出荷前の11月4日には、JAあいち知多美浜営農センターで出荷説明会を開き、今シーズンの出荷規約や選別基準を確認しました。目ぞろえでは、サンプルとして準備したキュウリを使い、太さや曲り、着色による選別基準、ひと箱当たりに入れる本数などを確認しました。



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