ブドウせん定講習会/東浦森岡ぶどう組合

 東浦森岡ぶどう組合は11月13日、東浦町内のブドウ園でブドウせん定講習会を開きました。組合員ら関係者40人が集まり、作業のポイントを確認しました。
 同組合には31戸の農家が所属し、作付面積は約40ヘクタールで、巨峰を中心に栽培。ハウス栽培と露地栽培を組み合わせて各農家が直売を中心に販売しています。
 同組合の間瀬勝久組合長が「この講習で技術を向上させ来年以降の良質なブドウ栽培につなげてほしい」と呼び掛けました。
 講習会では知多農林水産事務所農業改良普及課の近藤祐司主任専門員が、「剪定時にはブドウの特性に注意して負け枝を作らないために追い出し枝、返し枝を活用すること」「シャインマスカットは節間が非常に広いので2芽を確実に残して剪定を行うこと」と呼び掛けました。会場となった石田農園の石田直人さんが、有核から無核へと切り替える際の剪定を実演を交えて説明。「生育をそろえる剪定を意識してほしい」とアドバイスしました。



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