柿や梅の剪定学ぶ/組合員へ職員が剪定指導

 JAあいち知多は12月5日、8日、11日の三日間、管内のほ場で「ふれあい剪定講習会」を開きました。講習会には三日間で計35人が参加し、柿や梅など家庭果樹の剪定のポイントを学びました。
 同JAでは組合員に、家庭果樹の剪定方法、正しい農機具や農薬の使い方などを学んでもらおうと毎年この時期に講習会を開催しています。利用者に対するCSの向上と「JAらしさ」を発揮した地域貢献の一環として、職員が講師を務めます。今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、1会場の定員を10人程度に限定しました。
 11日に阿久比町のほ場で開いた講習会には組合員・利用者ら13人が参加しました。最初にJAの営農アドバイザーが、資料を使って落葉果樹の剪定方法を説明。「剪定をすることによって日当たりや風通しが良くなり、管理や収穫作業がしやすくなる。枝の配置を考えながら剪定しましょう」と呼び掛けました。
 園地では実際に柿と梅の樹を剪定。営農アドバイザーが実のなる枝や不要な枝の見極め方や、切る位置などポイントを説明しました。
 参加者は「こんなに大胆に切っていいとは思わなかった。早速帰って実践したい」と話しました。
 JAあいち知多で2021年1月19日にも常滑市内のほ場で同様の講習会を実施する予定です。



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